データベースエンジニアは全国的に人手不足で、最近では企業も積極的に求人募集を出し続けている。しかしそれは、今までこの職種が正当に評価されてこなかったことの裏返しでもあるのだ。IT産業と言えば、どうしてもアプリケーションエンジニアやwebエンジニアなどの華やかさに目がいってしまう。開発されたアプリケーションやwebサイトはすぐに多くの人の目に触れ、即座にそれが反響となって返ってくるからだ。
それは豪華絢爛な建築物のようなもので、一方、データベースエンジニアはその建物の土台を作る職人だ。しかし、土台がしっかりと作られていなければ、家そのものが建っていることはできない。同じように、IT業界においてもデーターベースがしっかり構築されていないために、快適な処理速度が得られないという例が多々あるのだ。逆に言えば、データーベースがしっかりしていれば、その上に構築するものも質の高いものを作り上げることができるのである。役割としては完全に縁の下の力持ちだが、そこに仕事の面白さがあるとも言える。そして、すべての開発の土台を支えているという自覚は、大きなやりがいへと繋がっていくだろう。
また、一人前のデータベースエンジニアになるためには、深くて幅広い知識が必要となる。それがゆえに、学習意欲が高い人にとってはこれ以上面白い仕事もなかなかないだろう。学べば学ぶほど、知識と技術の深淵を見ることができる奥の深い仕事なのである。